CONTAX Distagon 28mm F2.8 AEJ
作例
その5 接写
NEX-3 Distagon 28mm F2.8 CONTAX純正オート接写リング10mm
さて、ディスタゴン2.8/28の近接領域の描写を見てゆきます。
オート接写リングというのは、リングを挟んでも絞りが連動してMMで使えるという意味ですが、ミラーレスカメラにはもともとCONTAXレンズの絞り情報 は連動しませんのであまり意味はありません^^;
NEX-3 Distagon 28mm F2.8 CONTAX純正オート接写リング10mm
ディスタゴン2.8/28の場合程よい被写界深度が得られるので絞りは開け気味でも使いやすと思います。
中間リングなのでレンズ枚数が増えたりしませんから、レンズ本来のキレとコントラストが得られますね。
NEX-3 Distagon 28mm F2.8 CONTAX純正オート接写リング10mm
このコマは絞り開放です。
多少甘めになりますか?
NEX-3 Distagon 28mm F2.8 CONTAX純正オート接写リング10mm
線の太い力のある描写です。
NEX-3 Distagon 28mm F2.8 + Mutar 1
こちらはムター1を挟んだものです。
ムターを挟むとコントラルトは低下しますがボケ味は見事です!
NEX-3 Distagon 28mm F2.8 + Mutar 1
ムター1を挟むと焦点距離は35mm換算で84mm相当になり、接写用レンズとしては使いやすい焦点距離になります。
ポートレートでも使えるかも?
当然明るさは開放でF5.6とかなり暗くはなりますね。
NEX-3 Distagon 28mm F2.8 + Mutar 1
素直なボケ味です。
奥行きは出ていないか?
NEX-3 Distagon 28mm F2.8 + Mutar 1
コントラストはやはり低下しますかね?
NEX-3 Distagon 28mm F2.8 + Mutar 1
ちょっとピントが甘いか?
接写の楽しさを十分に満喫できますね^^;
ディスタゴン2.8/28の最短撮影距離は25cmですから、ムター1を挟むと換算84mm相当で25cmまでの近接が効きます。
並みのマクロレンズよりも寄れるかもしれませんな。
NEX-3 Distagon 28mm F2.8 + Mutar 1
このレンズだけで守備範囲が広がりますね。
NEX-3 Distagon 28mm F2.8 + Mutar 1
RTSの標準レンズはプラナー1.4/50ですから、ディスタゴン2.8/28は最初の広角レンズとして真っ先に導入したいレンズです。
その次がゾナー2.8/135の望遠レンズでしょうか?
とりあえず、この三本で一通りなんでも使えるCONTAX入門セットの出来上がりですね。
入門用ではありますが、この三本の描写力は決して入門用ではございません!
CONTAXレンズの魅力は値段が高いレンズの描写が素晴らしいのは当然のことですが、廉価版のレンズでも一切手抜きをしない!
お手頃レンズの素晴らしさだと実感しております。
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