CONTAX Sonnar 135mm F2.8 AEJ
作例
その2 切れ味
NEX-3 CONTAX Sonnar 135mm F2.8
135mm F2.8ということは、どちらかと言えば大口径レンズの部類には入りません。
実際にCONTAXレンズにはプラナーの135mm F2という大口径レンズが存在します。
大口径レンズのダイナミックなボケ味は期待できない分、このレンズは絞り開放から切れ味があります。
NEX-3 CONTAX Sonnar 135mm F2.8
比較的小型で重量もそれほどでもないし、取り回しが楽なのでこういう風景を切り取る的な使い方には使いやすいレンズです。
NEX-3 CONTAX Sonnar 135mm F2.8
望遠で遠景を狙っているので少し霞んでいますが、その分空間の奥行きを感じさせる絵ですね。
NEX-3 CONTAX Sonnar 135mm F2.8
高所作業中。
作業員の背中から吹き出している汗にリアリティを感じます。
NEX-3 CONTAX Sonnar 135mm F2.8
接写特集も別に設けますが、切れ味ということで一枚。
ボケを見る限り絞りは開放のようです。
もちろん、接写リングを併用しないとここまでは寄れませんが、切れ味は非常によくプラナーの1.4/85のようなカミソリのピンではない分、使っていてストレスを感じない玉です。
特にフィルム時代はプラナー1.4/85が量産するピンボケ写真に閉口していましたが、ソナー2.8/135は何倍も歩留まりは良かったですね。
NEX-3 CONTAX Sonnar 135mm F2.8
やはり、このレンズはボケとキレのバランスがとても良いです。
NEX-3 CONTAX Sonnar 135mm F2.8
インフォーカス部の切れ味が際立っているのは、コントラストがよく出てトーン表現が豊だからです。
NEX-3 CONTAX Sonnar 135mm F2.8
こちらのコマはF5.6くらいに絞っているようです。
トーン表現はデジタルの場合だと開放の方が深みが出る感じがします。
NEX-3 CONTAX Sonnar 135mm F2.8
小口径レンズといっても、近接で使ってやればこのくらいのボケとキレの表現は可能です。
むしろ、ちょうど良い間合いという感じですかね?
NEX-3 CONTAX Sonnar 135mm F2.8
こちらも、中間リングを挟んでの近接撮影です。
絞りは開放ですね。
絞り開放でもこの切れ味!
使えるレンズですね!
CONTAX入門キットと言えども、侮れないというか?
プロユースでも全く役不足のない玉と言えるんじゃないでしょうか?
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