CONTAX Sonnar 135mm F2.8 AEJ
作例
その5 接写編
NEX-3 CONTAX Sonnar 135mm F2.8 + 接写リング
さて、トップの写真はCONTAX純正接写リングを付けた様子です。
厚みの異なる3種類のリングがあって、それらを単独または重ねて使います。
たくさん重ねれば拡大率は大きくなりますが、ピントの合う範囲がどんどん近くに限定されてゆきます。
実際にはめて見て、どのくらいの距離でピントが合うのかを確認して最適な組み合わせを選ばなければなりません。
ゾナー2.8/135の最短撮影距離は1.6mですが、リングを併用するとここまで寄れます。
リングをはめると切れ味が鈍くなるのかと思いきや、全く変化なしという切れ味ですね!
NEX-3 CONTAX Sonnar 135mm F2.8 + Mutar 1
もう一つの方法はムター1を挟むことです。
ムター1の場合、最短撮影距離を変えるのではなく、レンズの倍率を二倍に変換します。
したがってゾナー2.8/135の場合、絞り開放で5.6/270となりAPScで使う場合は焦点距離が405mmでF5.6相当になりますね。
400mmクラスで最短撮影距離が1.6mであればかなりの接写が可能になります。
ムター1の利点としては、接写領域から無限遠までシームレスにピントが合う!
これに尽きますかね?
昆虫や花の接写をしながら、遠くの鳥をそのまま捉えることが可能になるわけです。
テレコンバーターなので切れ味は悪くなり、コントラストも低下してしまいます。
しかしながら、作例でわかるようにボケ味は極めて良好!
切れ味もこの程度であれば十分実用範囲と言えるでしょう。
NEX-3 CONTAX Sonnar 135mm F2.8 + Mutar 1
ちょっとピントが花弁から後ピンになってしまっていますがボケ味の参考ということで^^;w
NEX-3 CONTAX Sonnar 135mm F2.8 + Mutar 1
やはり絵は少し甘く見えますかね?
逆に甘い雰囲気を生かして、もう少しボケ味のすっきりとした背景を狙えばそれはそれで絵になると思いますね。
NEX-3 CONTAX Sonnar 135mm F2.8 + Mutar 1
何と言っても400mm級の接写レンズ相当ですから、狙い方によっては面白い絵が撮れます!w
NEX-3 CONTAX Sonnar 135mm F2.8 + 接写リング
再び接写リングを見てゆきます。
確かにインフォーカス部の切れ味はムター1より切れている感じか?
NEX-3 CONTAX Sonnar 135mm F2.8 + 接写リング
ここからは昆虫採集編!w
望遠マクロの世界ですね!
個人的には望遠マクロはマクロプラナーよりもマクロゾナーが欲しかったかも?w
NEX-3 CONTAX Sonnar 135mm F2.8 + 接写リング
昆虫採集は面白いですよ!w
NEX-3 CONTAX Sonnar 135mm F2.8 + 接写リング
これがリング3枚重の最短ですかね?w
NEX-3 CONTAX Sonnar 135mm F2.8 + 接写リング
殿様蛙。
NEX-3 CONTAX Sonnar 135mm F2.8 + 接写リング
カワトンボ
望遠マクロ面白いわ!w
NEX-3 CONTAX Sonnar 135mm F2.8 + 接写リング
カナヘビ
やはり単焦点の切れ味を感じますね。
NEX-3 CONTAX Sonnar 135mm F2.8 + 接写リング
ピントは薄くて合わせるのは至難の技かも??
NEX-3 CONTAX Sonnar 135mm F2.8 + 接写リング
まだ、羽の生えていないカマキリ。
NEX-3 CONTAX Sonnar 135mm F2.8 + 接写リング
蜘蛛
NEX-3 CONTAX Sonnar 135mm F2.8 + 接写リング
赤とんぼ
NEX-3 CONTAX Sonnar 135mm F2.8 + 接写リング
カワトンボ
ゾナー2.8/135の魅力は何と言っても機動力でしょうね!
APS-Cであれば200mm相当の望遠レンズとして使えて、比較的小型軽量ですから、手持ち撮影でこのくらいは行けますね。
後にゾナー2.8/180も検証していますが、流石に180mmともなれば手持ちでは限界を超えている感じがします^^;w
NEXなどの小型ミラーレスにはやはりゾナー2.8/135の方がベストマッチと言えるでしょう!
望遠単焦点で1万5千円であれば絶対に買いだと思います!
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