ヤ
シカML35mm F2.8は和製ディスタゴンの異名を誇る銘玉らしく、隠れた人気レンズとなっているようです。 その実力のほどを試したみたいと思い、ヤフオクから釣り上げてみました。 作りは金属製でガタつきのないしっかりとしたものです。 サイズも手頃で、35mmという画角を考えると当時の一眼レフなら非常に使いやすい玉だと思われます。 NEXの場合焦点距離は52.5mm相当となり、広角ではなく標準レンズという長さになりますね。 用途は変わってしまいますが、使いやすい長さであることは間違えありません。 私自身フィルム時代はヤシカMLの存在は知っていましたが、もっぱらCONTAXレンズのみを使用してきましたので、このレンズはデジタルカメラになって から初めて使いました。 重量も230gとディスタゴン2.8/35よりもやや軽く、取り回しの良いコンパクトなレンズだと思います。 予想していた以上にキレのある写りを得られたので、もっと使っても良いレンズだったかなとは思いますが、後にPlanar35mm F2(G)を入手してからはめっきり使用頻度が下がってしまいました。 コンパクトという点ではGプラナーには全く及ばないのと、開放絞り値もGプラナーはF2でしたからねぇ、、、、。 私が入手したのは防犯カメラ用に使われていたレンズのようで、ヤフオクで1000円でした。 その前に競った時は1万6千円まで跳ね上がり、早々に退散しましたが、1万円以上の大枚をはたいてまで入手するような玉ではないと思いますね^^;w まあ、千円で手に入るなら相当使いでのある玉なので安い買い物だったと思います。 個人的には3500円までなら買いかなと思いますが?w |
当時のカタログより
構成/5群6枚 画角/63度 撮影範囲/0.3m〜無限遠 絞り/自動絞り 絞り目盛/2.8-4−5.6−8−11−16 フィルター/52mmねじ込み式 フード/54mmかぶせ式 重量/230g 寸法/61.5×41.5mm 標準価格/23,000円 ケース 2,000円 |