その5接写
NEX-3 YASHICA ML 35mm F2.8 + Mutar 1
接写という感じのコマではありませんが、ヤシカMLだとCONTAXのムター1がそのまま使えます。
何と言ってもYASHICA/CONTAXマウントですからね!
透過光の光を見て驚きますね。
あれほと硬かったML35が断然柔らかくなっています。
NEX-3 YASHICA ML 35mm F2.8 + Mutar 1
これはびっくりだわ!w
コントラストはあまりでないというか、ムター1を挟むとCONTAXレンズでもコントラストは落ちます。
それでも、この描写の柔らかさは同じレンズとは思えないくらいですね。
NEX-3 YASHICA ML 35mm F2.8 + Mutar 1
肝心の接写ですけど、やはり柔らかい描写ですね。
ボケ味も上々。
奥行きはやはり出てこないか?
NEX-3 YASHICA ML 35mm F2.8 + Mutar 1
焦点距離はAPS-Cだと105mm相当、開放F値はF5.6となります。
最短撮影距離は35cmですね。
サイズもほどほどで、取り回しも楽ですね。
NEX-3 YASHICA ML 35mm F2.8 + Mutar 1
中望遠マクロという感じでしょうか?
YASHICA MLだとCONTAX AEのような歯車というか、ノコギリの刃のような絞りの形は出てこないようです。
NEX-3 YASHICA ML 35mm F2.8 + Mutar 1
まあ、それなりに使える感じか?w
NEX-3 YASHICA ML 35mm F2.8 + Mutar 1
撮影していても楽しめますね。
NEX-3 YASHICA ML 35mm F2.8 + Mutar 1
やはりコントラストは弱くなりますね。
NEX-3 YASHICA ML 35mm F2.8 + 接写リング
こちらは接写リングを併用した近接撮影です。
NEX-3 YASHICA ML 35mm F2.8 + 接写リング
接写リングだとYASHICA ML本来の切れ味が堪能できます。
被写界深度はかなり浅くなりますので、絞り値の選定が重要になりますね。
絞り値を変えながら2〜3枚は押さえておいた方が良いでしょう。
さて、YASHICA ML 35mm F2.8はこれでおしまいです。
すでに手元にありませんので、これ以上の検証もできません。
ここまで見てきた感想としては、やはり解像力重視のレンズという感じでしょうか?
絵は全体的に地味な色合いで出てくることが多いですが、発色は非常にニュートラルで見た目に近い色だと感じました。
コントラストとトーン表現は少し貧弱な気はしますが、ちゃんとライトを当ててやったり、逆光などの不利な条件を避ければ安定した写真が撮れる玉だと思いま
す。
CONTAXレンズと比べると、発色やトーンに違いが出すぎる感じは否めません。
あと、立体感とか空間表現は平面的な絵が多かったですかね?
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