その４　色彩

NEX-5N CONTAX Planar 50mm F1.4 AEJ

ヤシコンツァイスの魅力は何と言っても発色の良さでしょう。
発色といっても、いたずらに鮮やかなだけでなく深みが感じられる色合いですね。

 

NEX-3　CONTAX Planar 50mm F1.4 AEJ

どっしりとした、落ち着きのある深い色合いです。
質感が良いですね。
それは、解像力ではなく、トーンとコントラストで醸し出されています。

 

NEX-3　CONTAX Planar 50mm F1.4 AEJ

特に透過光の鮮やかな色と光の透明感！
透明度の高い光学ガラスでなければ出てくるものではありません。

 

NEX-3　CONTAX Planar 50mm F1.4 AEJ　絞り開放

鮮やかさを強調するのではなく、光の鮮度がとても高く感じられます。
新鮮な光！
それがヤシコンツァイスの特徴でしょうか？

 

NEX-3　CONTAX Planar 50mm F1.4 AEJ

このコマも絞り開放ですね。
ところどころ滲みが出ていますがこの絵では滲みの面白さは活かされてませんね＾＾；w
NEX-3はISO感度が最低２００なので、F1.4の玉を晴天下で使用するには限界を超えてしまっています。


 

NEX-５N　CONTAX Planar 50mm F1.4 AEJ＋Muter1

接写特集も組んで見たいと考えていますが、このコマはムター１を挟んで2.8/100という構成で撮影しました。
APS-cだと150mm F2.8という望遠レンズになりますね。
ムターを挟む分多少光の鮮度は低下して、ちょっとくすんだ感じになってしまいますか？
ボケ味も良好でプラナーらしい柔らかさも失われてはいないと思います。



NEX-５N　CONTAX Planar 50mm F1.4 AEJ

夜間撮影。
光はロウソクの明かりのみです。
それでも、しっかりとした色彩を捉えてくれます。




NEX-４N　CONTAX Planar 50mm F1.4 AEJ

絞り値はF5.6くらいですかね？
実に落ち着いた、それでいながら深みも失っていない色合いだと思います。


 

NEX-５N　CONTAX Planar 50mm F1.4 AEJ

夕景
日没間近の弱い光の中です。
微妙な光の変化、色彩の変化をニュートラルに描いていますね。




NEX-5N CONTAX Planar 50mm F1.4 + CANON close-up Filter No,4

こちらはクローズアップフィルターを併用したものです。
プラナー1.4/50の最短撮影距離は４５cmですが、リングや接写フィルターを併用することによって表現の幅が広がります。
この微妙で繊細な光と色のグラデーションはデジタルの液晶モニターでは描ききれていません。
B菅なら、もっと綺麗なのか？？
最新の液晶は数億色とかを出せると言う話なので、４K、８Kだともっと滑らかなのかな？？